当サイトの役割

当サイトの役割 | Tableau-id Press -タブロイド-

* 1. ビジネス・マーケティングダッシュボードの価値を感じてもらうこと

ビッグデータであろうがなかろうが、最初に必要やるべきことは複雑なデータ解析ではなく、素早く、簡単に、そして正確にデータから状況を俯瞰できるように見える化することです。

実務でのデータ分析においては、素早く全体像を把握して大まかな課題を認識し、生じているであろう問題とその解決策を事前に仮説立てることが非常に重要です。

特にビッグデータを扱う場合、大量にデータがあるので様々な統計解析が可能です。さまざまな角度から深掘りしても、データのサンプル数が不足することも稀です。時間があればいくらでも詳細な分析ができてしまいます。そう、時間さえあれば・・・。

優秀なビジネスマンであればあるほど、時間的な余裕など無いものです。いかに効率良く、期日までに課題解決やビジネスの意思決定につながる有益な分析結果を示せるかが求められます。

このことを理解していないビッグデータの分析担当者の多くは疲弊しています。
どんなに分析しても充分だと感じられず、満足感が得られません。しかも、期日に間に合わせるために、最後は無理やり帳尻合わせとなり、エンドユーザーからの評価もなかなか上がらないのではないでしょうか。

このような、ビッグデータに翻弄される『ビッグデータ難民』にならないためにも、データ分析の第一歩として、ダッシュボードによるビジネスやマーケットの俯瞰は極めて有効だと考えています。

* 2. Tableauを日本に普及させること

Tableau Softwareは、世界で最も早く成長しているBIソフトウェア会社と呼ばれ、全世界で既に17,000社以上で利用されるなど、急速に普及しています。

Tableauは、大量データの高速処理を可能にし、直感的に使いやすく、しかも視認性に優れたアウトプットを、高度なプログラミングスキルを要せずに実装することが可能です。
ビッグデータ時代のビジネスマンにとって、非常に有益な武器になるツールだと確信しています。

2013年5月には、日本市場に本格参入を果たし、国内での認知の拡がりとともにユーザー数も急激に増え始めています。

しかしながら、2014年4月1日現在、Tableau社の提供するオンラインヘルプを除くと日本語の参考書や参考サイトはほぼ皆無であり、気軽に利用するには、少しハードルが高い状況と言えます。

当サイトでは、日本国内のオープンデータを用いてTableauで実装したダッシュボードを不定期に公開していきます。

まずは、身近なデータを用いた身近なアウトプットを実際に見て使用することで、Tableauの機能やその価値を実感してもらえればと考えています。