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表計算の詳細について:レベルと再開間隔

表計算の詳細について第二段ということで、レベルと再開間隔についてです。
この二つを理解しているかどうかで表計算の利便性は格段に変わると思います。
ただ再開間隔は字面を見ればどんなものか想像がつきますが、レベルは字面を見ても想像がつき難いです。
本投稿ではレベルと再開間隔を簡単な例とともになるべく分かりやすく紹介していきたいと思います。

今回の投稿は前回の
表計算の詳細について:区分の指定と場所の指定
からの続きになります。
前回は表計算の詳細で指定する区分と場所について簡単な例とともに紹介いたしました。
前回を読まなくても問題無い内容となっていますが、細かいデータの設定等については省略させていただきます。
今回も使用するデータはサンプル「スーパーマーケット」、表計算にはINDEX関数を使用しております。

実際に中身を見る前に、レベルと再開間隔とは何ぞやという問題がありますので簡潔にまとめます。

レベル:指定した場所の水準(Level)以上で計算を実行する。
再開間隔:指定した場所の単位で区切って計算を一から始める。

場所と書いてあるようにレベルと再開間隔では場所の指定で設定したものしか使えません。

実際に中身を見ていきましょう。まずは行に地域と都道府県を列に年 オーダー日とオーダー日の月を配置します。
前回のおさらいもかねて、区分の指定に年 オーダー日とオーダー日の月を、場所の指定に地域と都道府県を入れて、
レベルと再開間隔は初期状態のまま(レベル:最も深い、再開間隔:なし)で適用してみます。

図1_2 図2_2

年と月の範囲で都道府県、地域方向に計算します。

図3_2

上の例を使ってレベルと再開間隔を設定すると挙動がどのように変化するかを見ていきます。
先にも書いた通りレベルと再開間隔には場所で指定した内容しか選択できません。
上の例のとき初期状態のままだとレベルの中には、

・最も深い
・地域
・都道府県

の三つが選択できるようになっています。

図4_2

同様に初期状態のままだと再開間隔には、

・なし
・地域

の二つが選択できるようになっています。

図5_2

なぜ再開間隔の選択肢がレベルより一つ少ないのか疑問に思う方もいるかもしれません。
再開間隔はレベルより浅い場所しか選択できないためレベルよりも選択肢が一つ少なくなります。理由は後述してあります。興味のある方は読んでみてください*1

今回は場所の指定に地域と都道府県を指定したので、レベルも地域と都道府県を選択できます。
デフォルトで選択されている「最も深い」は選択肢の一番下を選択したのと同様です。
まずレベルを一番下にある都道府県で実行してみます。
図6_2

結果は初期状態のときと変わりません。図7_2

上でも書いたとおり初期状態で選択されている「最も深い」は選択肢の一番下を選択したのと同様です。
今回の例ですと一番下は都道府県になっていますので「最も深い」を選択したのと変わりません。

またレベルを地域に設定します。都道府県の水準では計算せず、地域水準で計算を行います。
年と月の範囲で都道府県を考慮せず地域方向にのみ計算していることが分かります。

図8_2

次に再開間隔を設定してみます。

現在の設定では再開間隔は地域しか選択できません。再開間隔はレベルの設定より浅い場所しか指定できないためです。
今の設定でレベルを地域に指定すると再開間隔は設定できません。
レベルを都道府県、再開間隔を地域に設定します。

図12_2

年と月の範囲で地域と都道府県方向(下方向)に計算を行い、地域の単位が関西地方から関東地方に切り替わった際に計算が初めから行われているのがわかります。

図9_2

以上でレベルと再開間隔に関して、例が簡単すぎた気がしますが一通り紹介いたしました。

 

今回のまとめ

レベルは計算の水準を設定できる。レベルで設定した場所より深い場所は計算に反映されない。

再開間隔は計算を一から再開する場所を設定できる。再開間隔で設定できる場所はレベルより浅い場所。

レベルと再開間隔を指定することで表計算に反映する場所の水準を指定し、表計算をより細かい(粗い)間隔で計算することが出来る。

 

次回は…Tableau10が出るからどうなんだろうと考えつつ、もう少し複雑な表計算について

「表計算の詳細について:表計算の中の表計算」(仮)

を書けたらと思っております。

 

*1. 再開間隔の選択肢が一つ少ないのはなぜか

下記二つの理由により再開間隔の選択肢はレベルより一つ少なくなっていると考えております。

①再開間隔とレベルで同一の場所を指定した場合
例えばレベルを地域にして再開間隔を地域に出来たとします。レベルを地域にしたので計算は地域水準以上で行われます。
地域水準で計算が行われるということは地域が変われば計算が再度一から再開されます。
つまり「表計算の詳細」の「次を使用して計算」で「セル」を選択したのと同じことになるので不要です。

②再開間隔でレベルより深い場所を指定した場合
例えばレベルを地域にして再開間隔を都道府県に出来たとします。レベルを地域にしたので計算は地域水準以上で行われます。
都道府県は残念ながら地域より深い場所にいるため再開しようにも都道府県の水準で計算してくれないので不要です。

 

Tableau_id執筆者:鶴岡 鯨魚 (Isana Tsuruoka) テレレレッテッテッテー